さて、ちょっと元気になった子供を乗せ、ドライブ後半へ。
実はIndian Canyonを通るとなると、帰りは大回りになるのでちょっとガソリンが不安であった・・・・

US-6のサミットを超えたアタリ。(こういうの、山って呼ぶの?と言われたことがある。うーん。でもあなたが標高2500m地点に居て、周りもそのくらいの高さ、だったら、あなたは「今丘の上」と言うでしょうか?表現って難しいね、何かと比べて、の表し方だし。)

風景が大分変わってきたよ。
私の記憶では、この先にいきなり工場?が出現してきたはず。
山奥で、ぼんやり工場のライトしかついていない、しかも雪がちらつく・・・と、結構怖い風景の思い出が・・・・
さてさて。


これ、これ!
白煙を出す、結構大きな工場。
ここはCastle Gateと言う場所らしく、US-191との分岐点になります。

なんの工場かなぁ、と思っていたとき
「このマーク、見たことあるね?」
「うちのところの、電力会社だよ」←ダンナ。
!!あー、そうか。
Coal power plantとかって書いてあったみたい。(これまた、時速100キロくらいで通り過ぎながら、なので覚えてません。ダンナの車は重心が低いので良く走る・・・)
炭坑からの炭で火力発電、なんでしょう。
そういえば、周囲には黒い石?砂?の山が沢山。
長い間疑問?だったものがわかって、ちょっとすっきりだ
ここからはIndian Canyonです。
私達の見ていた本では、この先のHelperやPriceという町から、Nine Mile Canyonという「未舗装」のドライブルートも紹介されてます。Indian Canyonと合わせてループになってますが、まぁやっぱり四輪駆動のほうがいいよね、そっちを行くなら。
それに今回は思いつきドライブなので・・・弱気にIndian Canyonのみ。でもここだけで大体、1-2時間を考えて、と書かれてます。


なかなか良い写真がないのですが、この辺の独特な地形が見られて楽しかった。
もちろん、どういうScenic Bywayを期待するか、にも寄るのでしょうが。
とにかく、ガイドブックに寄ればここは '.... it served as the only real route into the Unita region for more than twenty-five years.' だそうで。昔住んでいたインディアンは、ここでどんな生活をしていたのだろう、と想いを馳せてしまいます。


大分行くと、丘(山?)の上やちょっとした平地で、こんなモノが動いてます。
石油でも採掘中?


アスペンの葉っぱはみんな落ちてるね。
このあたりになると、地層が青く見えてきます。
Ashley National Forestに入って、ぱっと視界が開け・・・

うわぁぁ、って言ってしまうほどの風景。
殺風景だと思っていた山の中、森と土のコントラストも美しいのです。

ぽつ、ぽつっと、農家なんかが見えてきます。牛や馬を飼ってるみたい。
っていうか、こんなところ(一応National Forestの中)の土地を持ってるってことは、西部開拓時代に既にお住まいだった、ってことね?



というわけで、National Forestを後に。
ここからDuchesneという町まで、ぽつぽつと酪農家がみられます。



とても全部紹介出来ませんが、結構ドライブとしては変化もあり、半日で回れる楽しいコースです。
SLCからどこかに行こうとすると、結構道が単調なので、そういう意味では短時間で楽しく、というのにいいかもしれません。

でも、流石にこれだけ山の中を走ると、ちょっとした町についただけで嬉しい。
ガソリンも、なんとか間に合いました。(しかし、やっと安くなったね!夏の頃と比べ、1ガロンにつき1ドル以上下がってるよ!)
ここからUS-40に入り、Hever、Park Cityを経由し帰宅。
思ったより長いドライブになってしまったので 夕飯は子供のリクエストに合わせました。
カレーがいい、という娘、phoが食べたい、という息子・・・
じゃあ、帰り道だしIndochina Vietnamese Bistroで。
ここのチキンカレー、レモングラスの香りがbeautifulでした。
くたびれたけど、私達親にはなかなか楽しいドライブだった。
子供にはものすごく不評だったけどね
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