Ice Breakerのこと(1)
すっかり忘れていたToastmastersのことです。
一ヶ月ほど前に最初のスピーチである The Ice Breaker(素晴らしいネーミングだと感心。)をやりました。文字通り、(いろんな意味での)氷を砕くためのスピーチ、自己紹介を求められます。
何故なら
#メンバーは仲間であり、自分をサポートしてくれる人達。自分のバックグラウンドや興味を話すことで、自分自身に対する興味や情報、理解を得られるから
#自分が一番よく知っている題材だから、慣れればリラックスできる
#上手に話題を狭める(チョイスする)ことも 大事な勉強
って感じでしょうか(あ、すいません、斜め読みした文章を覚えている感覚で書いてますので、テキスト通りじゃないですが)。
それに、私の解釈は どこに行っても簡単な自己紹介は必要とされるから、その練習、って感じかな?なるほどねぇ、と。
もうひとつの個人的な意見。事実は小説より奇なりとはよく言ったモノで、たかだか私ごときの一般人の人生の中にも、それなりにドラマティックなこと、驚くような巡り合わせ、後から思えば奇跡的な確立で乗り越えたことなど、あるわけです。
ね、これをお読みのアナタにも、あるでしょう???心当たりが・・・・
問題はどこを選び切り取って話すか。
これが難しかった・・・・特に私には、かしら。
自分の生きてきた道を(たかだか40年だが)振り返ると、世間的には概ね順調と言われるのでしょうが 自分としては全く納得いかないことばかり。恥ずかしいことばかり。私ってなんでこんなにダメなんだろう、って思って落ち込むので、思い出さないように厳重に蓋をして記憶の海の底に2トンのおもりをつけて沈めていること。
あああ、なんて苦痛な作業だったか。
これを平気で出来るヒトって多いのかなぁ、私がヘンなのかなぁ・・・・
とにかく、最初のドラフト(下書き)で10回ほど書き直し、ようやくテーマをしぼりました。
と言っても 今の自分が何故ここにいるか、それを短く説明しようとすると、ものすごい予期せぬ出来事の連続になってしまう。
いやいや、そんなに派手な、ヒーロー。。。ちがった、ヒロインの駆け抜けた人生、じゃないんですけど〜 と、えらく恥ずかしくなってしまうばかり。
自分の半生を手短に話す、なんて難しいことでしょうかっ なんてこっぱずかしいことでしょうかっ???
こう思っちゃうのって、日本人だからでしょうか???
本格的な下書きにするまで結局、3週間近くかかってしまいました。
その後、私のメンター(教えて引っ張っていってくれる人ね、私の場合外国人と言うこともあり、このクラブのプレジデント。。。代表者って言うのかな、そのひとがやってくれてます)であるニールにドラフトを送り、文法の間違い・より自然な言い回しへの手直しをして貰います。
戻ってきたドラフト、赤ペン先生真っ青の書き込みだらけ・・・ちょっと落ち込みますが(笑)それに沿って書き直し。
お、なんか賢そうなひとが書いたように見えるジャン、この文章?(私の実力じゃないって)
そしてニールに「できたらこう言うのを冒頭に付け加えなさい」と言われた一文。。。それを読んだとたん、
「ええええーーーーそんな恥ずかしいこと、えらそーなこと言えませんっっっ」
という、私にしたらかなり大仰な始まり。
でもー 確かに聴衆を惹き付けるというのが最初のセンテンス。
えええーはずかしいよー・・・せめて、このa lot ofを抜いてもいい???
つまらない話ですが、もう一回続きます。
参加してます。お帰りの際 気が向いたら押してくださいませ。
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コメント
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人の数だけ人生はありますものね。
すべてが順調で、悩みもない人生なんてあるのかしら?
私にしたらかなり大仰な始まり。
↑アメリカンですねーー。笑
日本女性の奥ゆかしさなんて
通用しませーん!てか?爆笑
投稿: おね太郎 | 2010年5月12日 (水) 07時29分
こんにちは〜。
失敗したり、悩んだりしなかったら、今の自分はないと思えば良いのかしら?
アメリカに住んでいると、いかに自分をアピールできるか、っていうのが重要なんでしょうね。
私も日々自分の英語力にがっかりしますが^^;尻込みしないでどんどん使った方がいい!と言い聞かせてがんばろうと思っています。
がんばってくださいね〜♪
投稿: yoko | 2010年5月13日 (木) 06時11分
とっても難しいですね~。私なんて挫折ばかりの人生だったなぁ~。自分が書くとしたらどこかな??たまには人生振り返ってみるのはいいかもしれませんね。(でも、スピーチは恥ずかしい
アメリカ人のスピーチとか考え方とか学べるのは素晴らしいことですね。
投稿: よっぴい | 2010年5月13日 (木) 06時26分
<おね太朗さん>
奥ゆかしいかどうかは別ですが 笑
でも 自分をアピールする、って、全く日本人の考えに無いことですね。
だけど上手に、御自分のことをお話になる方もいらっしゃるのですよ。だからそのへんも、どうやって題材を選び文章にしていくか、なのでしょうね。
投稿: moi | 2010年5月14日 (金) 07時33分
<yokoさん>
なるほど、そうかもしれません。悩んだり挫折したりしたことが自分を今の位置までつれてきているんですもんね。
英語力は、学べば学ぶほど自分の実力のなさを痛感します。
それでも立ち直りだけは早くなった、度胸もついた、というのが上手くなった気になる理由でしょうかね 苦笑
投稿: moi | 2010年5月14日 (金) 07時41分
<よっぴいさん>
改めて与えられると、こんなに難しい課題なんだー、と思った事でした。
でもね、この会自体は楽しいんですよ!
英語の勉強云々以前に、言葉にこめられた気持ちがぐんぐん伝わってくるから。
そして私の行ってる所のメンバー、フレンドリーなだけじゃなく面白いんです、みんな。
最初は固い話ばかりかな、と思っていましたが、見に行ったら最初から爆笑の嵐。そしてその後もずっとそうなんです。
ヘタなコメディアンの話を聞くよりいいかも? 笑
投稿: moi | 2010年5月14日 (金) 07時47分